「月刊木内晶子」では抑え気味だった蜷川実花ワールドが全開ですね。<BR>カラフルなセットの中で遠藤久美子も楽しそうです。<BR>いわゆる「グラビア」ではないので、女性も楽しめると思います。
はっきり言って蜷川実花の踏み台になってしまった感じのエンクミ。<BR>親の七光り(失礼)で賞を取ったと冗談で言われてる蜷川だが根性はありそうだと、写真は期待していたのだが、、、<P>写真集、ってというか写真そのものってこうじゃなかったよな、、と感じさせられる。新しい写真の感性(と蜷川本人は信じているらしいが)はしっかりとした写真技術があった上でなりたつのでは。。これに素晴らしいと言ってる人は同レベル。次に期待したい。
蜷川実花の新作です。<BR>前回の木内晶子よりカラフルで、鮮やかで、蜷川作品らしく、蜷川実花の”テクニック”はすばらしい(ちょっとワンパターン化しているけど)。<BR>でも、遠藤久美子とやや相性がよくないかな。可愛らしさが伝わってこない。むしろ、前々回の小向美奈子を撮ったら良かっただろうなぁ。<P>いわゆるセクシー路線の月刊が好きな人は買わないほうがいいですよ。<BR>芸術的だ、ピンボケだ、エンクミが写っていない写真がある、など感じてしまうでしょう。<P>蜷川実花の作品を好きな人はお勧めです。「Sugar and Spice」は超えていないけど、こちらは安いし。本の形も、角が丸かったりと、凝っているし、なによりも蜷川作品らしいし、コレクションとしては必須でしょう。<BR>ただ、正直小物なとに気を使って、うまく使い撮ってほしかったなと思いますが、そこが☆三つの要因のひとつ。<P>さて、エンクミファンにとっては?正直、エンクミじゃなくてもよかったと思います。つまり、月刊蜷川実花であったということです。<BR>月刊シリーズは写真家と被写体のコラボレートであるといってもいいでしょう。そういった意味ではというと、はい、コラボレートは失敗です(これも☆三つの要因です)。