全曲弾く方はまずいないと思いますが、中級から上級までが収められている曲集です。<BR>具体的には「子犬のワルツ」などの取り組みやすい曲から「バラード1番」といった難関までのレベルが難易度の目安になります。<BR>したがって、自分のレベルに合わせて曲を選べる曲集なので、とても長く付き合える曲集です。
タイトルにはああ(↑)書きましたが、決して初心者が太刀打ちできるものではありません。上級者向きの本です。<P> 『ショパン ピアノアルバム』というタイトルですが、もちろんショパンの曲が全て網羅されているわけではありません。どういう基準で選曲されたのかは分かりませんが、弾きごたえのある曲が揃っています。一般的にショパンの曲だとよく知られたものから、「隠れた名曲」っぽいものまでバランス良く選曲されていると思います。全音版らしく、ちゃんと1曲ずつ解説もなされています。<P> この本を1冊まるまる弾くという人はあまりいないのではないでしょうか!?自分の弾きたい曲が何曲か載っていれば買って損はない本だとは思います。私もこの本の中に弾きたい曲が何曲かあり、ショパン!弾き始めたころに買ったものです。しかし、ショパンも一般的によく知られた曲を弾いてしまうともっとマニアックなものを求めるようになり、そうなると『ノクターン集』や『ワルツ集』といったものが必要になってくるでしょう。