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人間の集団について―ベトナムから考える ( 司馬 遼太郎 )

 司馬遼太郎氏が生前、現在の政治問題について語ることはほとんどなかった。遺作「この国のかたち」の話題の多くは執筆当時の時事問題を背景にしていたようですが、それでも文章上では直接触れず、歴史の中から類例を取り出してきて見せる、というスタイルを貫かれたように思われます。<P> そんな司馬氏が現代政治について、しかもベトナム戦争について同時代史的に語っていたのが本書です。冒頭から、「大国はたしかによくない。しかしそれ以上によくないのは、こういう環境に自分を追いこんでしまったベトナム人自身であるということを世界中の人類が、人類の名においてかれらに鞭を打たなければどう仕様もない。」と言ってのけます。ベトナム戦争に対する当時の一般的な空気を考えると、この発言はも!や蛮勇といってもよいものでしょう。温和そのものの風貌に反し、実はカンの強いところがあったという氏の横顔が所々に垣間見えます。<BR> 無論、これはただの政論でもありません。街角の風景や食事から始まって、いつのまにか文明論にまで発展していく、いつもながらの機知も健在です。

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人間の集団について―ベトナムから考える
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