夏への扉 みんなこんな本を読んできた 夏への扉
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

夏への扉 ( ロバート・A・ハインライン 福島 正実 )

SFファンとして、個人的には、ハインラインはあまり好きではない。が、この作品は娯楽小説としては明らかに一級品だといえる。『アルジャーノンに花束を』と同じく一人称で主に語られるこの作品は、福島 正実氏の素晴らしい翻訳もあって(原書よりはっきり言って良い)、家中のドアを開けるようにせがむピートと同様、どれか一つは、夏に通じていると固く信じる力を読者に与え続ける。『宇宙の戦士』が一般にはメジャーな著者だが、まだハインラインを一冊も読まれていない方には本書を最初に読むことをお勧めしたい。そして、今、冬の気分に在る人にも同様に。90点。

もう20年以上も前に読んだ本ですが、いまだに私の心に温かい灯をともし続けてくれている、素敵な作品です。 ハラハラドキドキしながら読み進むうちに、最後にはあっ!と驚くどんでん返し。 読んだあと心から「生きてて良かった」と思えること間違いなしです! かの山下達郎氏もこの作品に感動して、「夏への扉」という曲を作っています。 本を読んだ後にこの曲を聴けば、さらに感動は深まるでしょう。

~猫が好きでロリコン気味でヌーディストで・・というのがハインライン属性なので、その辺は目をつぶってあげてください。<BR>~~<BR>それはともかく、逆境に見舞われた主人公が、様々な難局を乗り越えて逆転していく、以下にも古き良き時代のSFです。もっとも、タイム・トラベルが出てくるくらいで、今の我々にはすっかり「現代」なのですが・・。(さすがに文化女中機はないですが。)<BR>~~<BR>起承転結の流れがとても心地よく、「ああっ、小説を読んだなっ!」という感じにさせてくれます。もちろん、魅力的なキャラクター(特に可愛い女の子)も欠かしません。<BR>SF食わず嫌いの人も、「面白い小説」だと思って一度読んでみてください。~

夏への扉 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
夏への扉&nbsp;&nbsp;&nbsp;タイムトラベルを題材にした、SFの古典的名著。1939年に作家デビューしたハインラインは、『デリラと宇宙野郎たち』(原題『Delilah and the Space-Rigger』)などの中短編から成る「未来史シリーズ」や、日本のロボットアニメにも強い影響を与えたとされる『宇宙の戦士』(原題『Starship Troopers』)など、優れた洞察力と大胆かつ緻密な発想で、リアルな未来社会を描き続けた。なかでも、1957年に発表された本書は、最も人気の高い作品のひとつであり、SFの金字塔として名高い。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;舞台は「六週間戦争」を経た1970年12月のアメリカ。若き発明家ダンは、失意の底にいた。友人と恋人に裏切られ、自らが起業した会社を放り出されてしまったのだ。特許も横取りされたダンに残されたのは、株券と小切手、そして飼い猫の護民官ペトロニウス(ピート)だけだった。そんなダンの目に、ある日飛び込んできた広告サイン。「財産は睡眠中に創られる」とうたわれたそれは「冷凍睡眠(コールド・スリープ)」の宣伝文句だった…。 <p>&nbsp;「文化女中器(ハイヤード・ガール)」「万能フランク」「重力制御法(ヌルグラブ)」「スティックタイト繊維」。自作の系統的な未来図を周到に用意したうえで、作品を作りあげていたというハインラインの透徹したまなざしは、説得力に富み、その世界観は決して色あせることはない。加えて、軽快な文体、目まぐるしく展開するストーリー、所々に仕掛けられた絶妙な伏線など、娯楽要素も過不足なく盛り込まれている。タイトルに秘められた著者の真意がラストシーンで氷解した時、読み手は、言いようのない高揚感を味わうはずである。(中島正敏)
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

夏への扉