グイン・サーガ93巻 熱砂の放浪者 みんなこんな本を読んできた グイン・サーガ93巻 熱砂の放浪者
 
 
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グイン・サーガ93巻 熱砂の放浪者 ( 栗本 薫 )

一言最初に言いたい。<BR>58ページまで回想である。<BR>本編は306ページまであるから(あとがきのぞく)<BR>約18%が回想だ。<BR>なんなのだ、これは。<P>これにうんざりして<BR>飛び飛びで読みました。<BR>で、58ページ以降<BR>それなりの進展はあるのですが<BR>前回の外伝でも気分が萎えた上に<BR>今回の回想攻撃でさらに気分が萎えていたので<BR>正直買ってからだいぶたったいまでも<P>しっかり最後まで読む気がしません。<P>グインサーガは中学時代から友達から薦められたのを<BR>きっかけに読み始めたときには<BR>(そのころ既に虹の道ぐらいまでいっていた)<BR>図書館で次を読むのを楽しみにしていたのに<BR>終盤に来て<BR>これかよ、、、と正直落胆続き。<P>tkondoさんが書かれているように<BR>ここまできた以上<BR>これだけくさしつつも<P>結局次も買って読んじゃいそうですが<BR>喜びから義務へとなりつつある<BR>グインサーガ読書です。

展開的には悪くないと思います。であるから星は2つ。<P> しかし!93巻にもなれば、何も途中から読み始める人はいない訳ですから、<BR>何もそんなにくどくどと昔話を思い出させなくてもいいのです。<P> 饒舌というよりも、執拗に繰り広げられる回顧にはいい加減うんざりして<BR>きます。正直2章辺りで4章まで分書けてしまうのではと思えます。<P> あとがきで200巻という数字を上げていますが、この文体で続けて<BR>いかれるつもりなのですかね・・。<P> でも、読むんだろな・・俺(笑)。

読書サービスなのか著者の趣味なのか、<BR>物語全体を通じてのキーワード(ノスフェラスとロカンドラスと宇宙生成の謎)をちりばめて盛り上げる手法は著者の十八番。<BR>ただ、氏は科学に対する憧れは強く過剰な修飾表現手法をもっているが結局は著者の思いに筆力と知識が付いていかずに尻切れトンボで陳腐なオチで終わるシリーズが多く非常に心配だ。<P>グインに放射能反応がある・・・。嫌な予感がしたのは私だけではあるまい。<BR>かれこれ15年程付き合っているシリーズだけに陳腐なオチで終わったらショックで寝込む人が出てくるだろう(^^;)<BR>読者も4万円以上と数百時間以上の読書時間をつぎ込んでいる。<BR>ここまでひっぱいたからには、責任はとってもらわないと(^^;)<P>後には引けないですぜ>栗本薫さん<P>とはいえ、ノスフェラスにロカンドラスに宇宙の究極の謎と書かれると、ついつい引き込まれて読んでしまう自分がいる。<BR>氏はうまいな・・・・。

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グイン・サーガ93巻 熱砂の放浪者
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