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| 理想の国語教科書 赤版
(
齋藤 孝
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漢字にはルビがふってあるし、小学校三年生でも読めるでしょう。<BR>とにかく声を出す「朗読」を目的として名言・名著から抜粋され<BR>構成されているので、それは本当にすばらしいと思います。<BR>でも意味判らずの朗読が、著者のいう理想に近いことなのでしょうか?<BR>名言・名著も理解されず復唱されるのならば、<P>私たちが受けた、詰め込み教育と何の違いがあるのだろうか?・・・と疑問が残ります。<BR>年々続刊を予定しているそうなので、今後に期待しつつ、<BR>大人が声を出して読める場所を誰か提供してくれぇ~。<BR>せっかく購入してもトイレで小さい声で読んでいます。
あなたもドンキホーテ、またサンチョになりきって、まずは一学期の文章を読み進めてみてはいかがか?<BR>生きた声は、生きたイメージとなってあなたの前に現れることでしょう。そしてその時、あなたもふと気付くはず。朗読ってこんなに楽しかったのかと。
理想の国語教科書 赤版
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| 齋藤孝が、子どもの日本語に対する感性を養うため、古今東西の選りすぐりの名文を集めたテキスト集『理想の国語教科書』。本書はその第2弾に当たる。 <p> 「日本語力」を高めるためには、常日頃から「すごみ」のある一流の文章に触れることが必要だとする方針のもと、目次に名を連ねるのは『坊ちゃん』『罪と罰』『レ・ミゼラブル』などの重厚たる作品群。また、古今亭志ん生の『火焔太鼓(かえんだいこ)』は言葉の「間がいい」、『猿飛佐助』は講談調でつづられ「実に調子がいい」といった具合に、音読を目的とした作品が選定されているのは『声に出して読みたい日本語』の著者ならではの意図だろう。 <p> 『ドン・キホーテ』に「究極のボケとツッコミ」を読み取り、二葉亭四迷を「メール言葉の元祖」と評するなど、各作品につけられた読みごたえのある独特の解説のほか、今作から新たに、作品の前後に「前口上」と「要約」も付されている。前者は、読者がスムーズに作品世界に入り込めるよう、それまでのあらすじを軽妙な語り口で述べたイントロダクション。後者は、文字どおり作品の概要をまとめたものだが、著者は本書において、ただ作品を読むだけでなく、その要点をまとめることをすすめている。これは、要約することで内容理解が進み、作品が「自分のものになる」ためだという。「要約」はその具体例としての位置づけだ。 <p> このほかにも、三色ボールペンを使い分けながら主観的または客観的に読む方法、親と子など複数の人で一文や句点ごとに交替で読み、集中力やコミュニケーション力を鍛える方法など、さまざまな「メソッド」が示されている。奥深い日本語を味わうだけでなく、多様な読み方で、本書の魅力を存分に堪能してみてはいかがだろうか。(上田奈緒子) |
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