「あなたに会えて ほんとうに よかった」との小田和正の歌とともに<BR>CMで話題となった秋雪くんと周りの人たちとの交流をお母さんの視点<BR>でつづった六年間の記録です。<P>六年間も1日1日をがんばって生き続けて、そして今も多くの人の心の<BR>中で生き続けている秋雪くん。<BR>おかあさんの淡々とした文章の行間には、言葉にはなっていない多くの<P>思いが切々と伝わってきて、読んで行くにつれ胸が熱くなります。<P> 今の命を精一杯<BR> 病気の人に限らず、すべての人間に言えること<P>一見、不幸と思われる状況でも、当人の受け止め方や生き方で必ずしも<BR>不幸にはならないんだと、そう確信させてくれる、すばらいしお母さん<BR>お父さん、そして秋雪くんの幸せなひとときの思い出のアルバムです。
プレゼントとしてもらいました。私は海外在住なので、CMのことは良く知りませんでした。<BR>小さな命が生まれて、そして消えていく。でも本当は消えてないんです、ご両親の心の中には、彼の笑顔も、そして彼を愛した日々も、ずっと残っていくんです。<P>星を一つ減らしたのは、中の写真がモノクロであまり鮮明でなかったからです。カラーの写真は、カラーで載せて欲しかった。そうしたら、この親子の愛がさらに伝わったと思うから。
明治生命のコマーシャルで出てくる写真の男の子。<BR>秋雪くんの6年間の命をお母さんが綴ったもの。<BR>素敵なフォトエッセー。<P>「人の幸せは、命の長さではない」というメッセージの通り。<BR>秋雪くんは家族やそのまわりにたくさんの幸せを届けたようだ。<BR>この本からも。<BR>人は人として存在しているだけでたくさんの幸せを周りに届けることが出来る。<P>そんなことを教えられる。<P>家族だけでなく、テレビCMを見た人。そしてこうしてこの本を読んだ人。<BR>幸せの波はどんどん拡がっていく。<P>小田和正の歌が。<BR>本を読みながら頭の中で流れていた。