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| 竜馬がゆく (6)
(
司馬 遼太郎
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前巻で西郷と知り合った竜馬はいよいよ幕末最大の事件である薩長同盟に向けて、これまで以上に忙しく動き回ります。犬猿ともいうべき薩摩と長州であり、色々な紆余曲折は起こるものの、竜馬の奔走により、ついに薩長同盟が成立します。<P>一方、幕府は、これらの出来事を通じ、次第に政権の当事者能力を失いはじめ、第2次長州征伐においては、九州を中心とする雄藩の協力を得られず、苦戦を強いられます。<BR>幕末もいよいよ佳境を迎え、主要人物も勢揃いし、物語から目を離せなくなってきました。
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