坂の上の雲 (7) みんなこんな本を読んできた 坂の上の雲 (7)
 
 
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坂の上の雲 (7) ( 司馬 遼太郎 )

優に30回以上は読み返していて、本はすでにぼろぼろになっている。<BR>氏の構成力、文章力、細部まで綿密に調べ上げられた内容に引きつけられる。また、登場人物一人一人に血が通っていて、読み進めるうちに、<BR>その人物の顔をイメージしている自分がいる。明治の先人の強烈な人生に胸が熱くなる。<BR>小説というよりはドキュメンタリータッチに近いところもよい。<P>「余談」でさまざまなエピソードを挿入させる氏独特の構成には脱帽。<BR>これから読もうとしておられる方に一言。なるべくなら時間にゆとりがあるときに読みはじめることをお勧めする。とにかく息がつけない。睡眠不足になること請合いだ。

司馬遼太郎の作品はほとんど読んだが、これは、間違いなく一番。「竜馬がゆく」から「跳ぶが如く」ときて「坂の上の雲」。維新から明治まで、一気にわかったような気になってしまう。勝手に黄色い3部作と名付けた。

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坂の上の雲 (7)
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