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SPEED スピード ( 石丸 元章 )

 タブーに挑戦ってゆ~著者の代表作。出てくるキャラクターも濃いぃ~人間ばかり(一人は自殺、一人は錯乱)。結局、薬物に耽溺しながらも自らを突き放して客観視する(筆者の言葉を借りれば「文章を書きなぐる才能があったから助かった」)ことができたため、社会に生還できたのだろう。<P>それにしても人間って、何かに依存しているな~と考えさせられた本。もちろん反社会的なものに依存するヤバさを理解するためには最高の本だけれど、振り返って自分が依存しているものの本質を、目を凝らして見てなかったらろくなことはないことに気づかされた本でもある。<P> 依存しているなにかから自由になれるのか、それと死ぬまで付き合っていくのか?ただ、どちらにせよ人間は生きていけるのだなぁ~、変にしぶといものなのかもしれないとも、おもう。<BR>自分を肯定してもいいんだ、と言われているようで、読後感は元気が出る。元気のない人にオススメ。

 作者は、文章を書くためにドラッグの取材をし始めたのだが、ミイラ取りがミイラになり、取材は動機から自分へ言い訳に変わっていく。そして、自身がシャブ中になって気が狂ってしまう。精神病院に通い、精神安定剤をボリボリ食いながら回想を綴ったノン・フィクション、それが本書である。当然、気が狂ってしまったわけだから、文章は滅茶苦茶であるが、それが逆にドラッグ・ユーザーの世界のリアリティを醸し出している。<P> 本書は、別に薬物乱用に対する警鐘というわけではない。あるのは、覚悟があるなら、やればいいんじゃない?というような突き放しだ。作者は、野暮な説教などするつもりは毛頭ないだろう。大体、こんな奴に説教されたくないし。ドラッグを使用するとどうなるんだろうとか、こいつら無茶するなぁとか、ただ単におもしろがっていればいいのだ。また、文庫本の後書きは、逮捕されて留置所の中から書いている、という最高のオチだ。何はともあれ、体を張った最高のエンターテイメントなのである。

初めて「スピード」に出会ったのは市立図書館、何気に借りたが一気にハマり、2度続けて読んでしまった。(もち!その後購入した)<BR>ドラックしてる時の高揚感、抜けた時の脱力感・・・その度に読んでる自分もハイになったり、具合悪くなったり。<BR>しまいにゃあどこからともなく大麻の匂い・・ヤバクない?<P>しかも、この本「寄贈」?あ~やっぱり元々図書館には無いよな・・・寄贈したアンタ偉いよ、出会わせてくれて感謝する。<BR>Yeeeeeees!最後は元章風に決めてみました。

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