この作品を知ったきっかけはテレビ放映された「壬生義士伝」(渡辺謙主演)。ビデオ全4巻の大作の原作がこの作品でした。テレビ放映をすべて見終わってから書店にかけこみ、原作を手に入れました。これが号泣!<P> この作品は映画にもなりましたが、やっぱり原作がいちばん。「誠の武士」を貫いた主人公たちの生き様に感動しながら、私は電車の中でも泣きました。
先日テレビで浅田次郎先生の自宅と書斎が出ていた。書斎には資料をおかず、すべて頭に入れて一気に書くとのこと。それでこの臨場感と緻密さはすごい。原作も大傑作だが、10時間ドラマ版も大変素晴らしい。(DVD「壬生義士伝」発売中)というか、これほどの時代劇はそうそうあるものではない。原作者の浅田次郎先生も出ている。必見。
新撰組モノはあらかた読んでいると思うのですが、<BR>いやいや、ストーリーテリングの妙というのを久々堪能。<BR>同じ作者の「鉄道員」は映画でも大いに泣かせていただきましたが、<BR>本作の映画化…しかも中井貴一?<BR>うーん、まあ小説で十二分、三分に楽しませていただいたからいいです。楽に読めるのが小説の必須条件。そして昨日、浅田作品第2弾に<P>手を出しました。「残侠」。今夜からが愉しみです。