最初は『うわぁ!難しそう・・・』とおもってしまいましたが、犬が好きな方なら本が嫌いな方でも、簡単に読んでいけます。<BR>よく見かける犬のしつけ本とは全く違い、犬の本来の行動パターンや本能からわかる犬の表情がつかめるので、ページごとに『ほぉ~。へぇ~。』とおもえるおもしろい本でした。<P>それがそのまま、しつけにつながっていくので、犬にストレスを与えにくい方法でしつけができるようにおもいます。<P>分かりやすい表も載っているので、それだけでも見ていて納得させられます。<BR>愛犬ともっといい関係を結べるように、是非見ていただきたい本です。
犬のしぐさから鳴き声をつぶさに観察した著者の研究には脱帽する思い。果たしてこのペットブ-ムの最中、どうしたら吼えなくできるかという問いに対しても千差万別の対応法を伝授するこのご時世で、これほど犬の心理を掘り下げた本があっただろうか?吼える犬には大きな音を立てて恐怖心をあおるなど、押し付けがましいしつけ本を読み漁った私自身が馬鹿らしくなるほど、目からウロコの秀逸本である。この本を読んだ後に愛犬の気持ちが少しずつ読み取れる様になるから不思議なものである。我々日本人は自分の子供だけでなく、愛犬までを型にはめようとしているのかと思わず考えさせられた。家族の一員として、愛犬と心の交流をはかりたい人にはお勧めの一冊である。
絵も一杯だし、巻末に犬語辞典が付いていてこれがすごくわかりやすい。でも、全部、じっくり、丁寧に読まなきゃいけません!!そこここに、いろんな事例が載っていて、ためになります。とばし読みはいけません。ほら、人間同士のコミュニケーションて複雑でしょ?犬もそう。ひとつの犬語にも深~い意味があるのです。犬キチの私が言うのだから間違いありません!私ったら、数秒で知らないワンちゃんと仲良くなれると思ったら、実は犬語イイ線いってたのですよ(自慢)。ちょっとだけですが、対猫語も載っていて、なぜ、仲が悪いのか何となくわかります。とにかく、犬を理解したい人は必ず読みましょう。子供さんには、字、小さくて、びっしりなのがちょっときついかな。