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| 世に棲む日日〈3〉
(
司馬 遼太郎
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幕末の思想的原点ともいうべき吉田松蔭のことが知りたくてこの本を読んだ。<P>松蔭はアツイ!!<BR>幕府の鎖国政策により海外密航は死罪という時代に、海外を自分の目で見るために死を賭して黒船に乗り込もうとした松蔭。<BR>黒船の船長はこの青年の好奇心と勇気に感動した・・・<P>前半は松蔭、後半は高杉晋作が主人公だが、個人的には松蔭が好きだ。<P>松蔭が獄中、同じ牢の囚人を悉く改心させ、雰囲気を一変させたという逸話にも驚いた。
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