湯本さんの本、読み終わると切なくなります。<BR>自分の子ども時代を思い出したり、亡くなった祖父母に<BR>どうしてももう一度会いたくなったり・・・。<BR>「夏の庭」も「ポプラの秋」も好きだけど、そして湯本<BR>さんの代表作は「夏の庭」と表されることが多いけれど、<BR>何度も読み返したくなるのは断然この本です。<P>友人に薦めて、「泣いた」と言ったら「これからも仲良<BR>くして行ける」と確信したりして。私にとっては“友人<BR>判定踏み絵”にもなってます。<BR>・・・こんな使い方、邪道ですが。
「夏の庭」や「ポプラの秋」とシリーズっぽいタイトルですが、<BR>結構、印象が異なり、やや、自叙伝的な雰囲気があります。<BR>その意味で、こういう少女時代を過ごしたから、<BR>「夏の庭」のような作品も書けるんだ、なるほど、と納得できる一冊。<BR>ただ、ストーリーの盛り上がりなど、小説としてみると、<BR>やっぱり、「ポプラの秋」などには、一歩譲るかも。。。
『夏の庭』が有名な作者だけど、私はこっちの方が好き。<BR>生まれて初めて本を読んでいて泣いてしまった。<BR>主人公と同じ年頃だったからだろうか?<BR>単純な感情移入のせいだけではないことは確かだけど<BR>今の私には響いてこないかもしれない。だとしたら悲しいな・・・<BR>反抗期になりかけの子に読んで欲しい。<BR>きっと救われるから。