「ひとりは闇に生まれ、輝に焦がれた。ひとりは輝の宮の奥、縛められて闇を夢見た・・・」<P>うろ覚えですが、この本のオビの文句です。(今は違うのかな?)<P>もう、この言葉だけでなんだかせつなくて泣けてしまうほどです。小学生の頃に初めて読んで以来、何度も読み返します。ほんとにお気に入りで、登場人物を絵にしたり、好きな場面を絵にしたりして遊んだりもしました。<P>極上のファンタジーであると思っています。何より、日本が舞台というのがいい。神代の時代の話でありながらも、主人公にどっぷり感情移入できます。そして稚羽矢の成長ぶりに感動です。あんたりっぱな男になっちゃって・・・と近所のオバサン並みに(笑)<BR>大人になっても、時々開きたくなる大切な一冊です。(もちろん三部作すて!)
この本と出会ったのは中学の頃でした。始めてあんなに熱中した本です。中3の頃に白鳥異伝がでてかなりはまりました。まだ3部作の完結編のやつは読んでないんで是非買おうと思います! 舞台の広さ、登場人物の個性などすべて完璧です。
日本の昔を舞台とした本で、ここまでファンタジーが詰まっている本はなかなかないと思います。ファンタジーが好きな人にはたまらない要素がたくさん詰まっていると思います。綺麗だし、面白いし、感動できるし・・・。登場人物一人一人に個性があって良いです。