魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 みんなこんな本を読んできた 魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
 
 
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魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 ( ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 西村 醇子 )

 舞台は、魔法がごく普通に存在するインガリー国。この国では、空中の城に住むナルシストでまだ若い魔法使いハウル、事情があってハウルに魔法を提供している火の悪魔カルシファー、荒地の魔女などがごく普通の人間たちとともに暮らしていた。<P> 帽子屋の三人姉妹の長女であるソフィーは、昔話にあるように、長女というものは何をやってもうまくいかないものというコンプレックスを持ち、父親の死後も継母に言われるまま、帽子屋を継いで、ひたすら帽子作りに励む毎日を送っていた。<P> ところがある日、ある誤解から荒地の魔女が店に現れ、ソフィーは九十歳の老婆に変えられてしまう。突然こんな姿になってしまった自分を見せて、家族を驚かせたくないと考えたソフィーは、慌てて家を立ち去る。<P> 体をかがめ、よろよろと足をひきずりながら、歩き続けるソフィーのそばに、若い娘の魂を集めているという悪名高いハウルの城が近づいてきた。けれど、いまや老婆の姿になってしまったソフィーには恐怖心など全くなく、座り心地のいい椅子と炉端を求めて、強引に城にもぐり込み、掃除婦として新しい生活を始める。<P> 好奇心旺盛で活発なソフィー、ヒステリックで移り気なハウルを始めとする登場人物たちのキャラクタに魅力があり、また、ストーリー自体もひねりがきいているので、一気に読み通すことができる。ジブリが映像化するのも納得。

昔ながらのおとぎ話のスタイルを受けつつ、オイシイところはしっかり押さえた私の一番のお気に入りの一冊です!ハウルの「火の悪魔」であるカルシファーが生意気ながらもカワイイんですが、彼の正体は本当は…?<P> カルシファーとハウルとの関係も物語の重要なカギになっているんです。読み始めたら止まらない!来年のジブリ作品の原作にも選ばれて、今注目度ナンバーワン間違いなし!心に残る事請け合いの絶対オススメファンタジーです!!

スタジオジブリが映画化決定したお話と聞いて学校の図書室にあったので<BR>早速読んでみました。めちゃくちゃおもしろいです!<BR>読み出したら止まらないんです!<BR>昔から魔法系ファンタジーは大好きなんだけど<BR>ハリポタと同じくらい好きになりました★<BR>女好きの魔法使いという設定も意外でおもしろいんですが<BR>そんなふうにしてしまったのが実は。。。みたいに<P>最後に全てになぞが解けるってカンジで納得、驚きばかりです。<BR>ヒロインが魔法で老婆にされてしまうというかわいそうな境遇なんですが勇敢になんでも立ち向かう姿はカッコいいです。<BR>キャラクターが独特で、ハウルとソフィー、火の悪魔、マイケルなど会話のやりとりが絶妙でおもわず笑ってしまいますvv<P>最後はHAPPYENDで女の子は好きになるお話なんじゃないでしょうか

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魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉&nbsp;&nbsp;&nbsp;インガリーの国では呪文や見えないコートや7リーグ靴は日常のこと。といっても、「荒地の魔女」とくれば話は別だ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;この50年は何ごともなく過ぎた。しかし、魔女が再びこの国に災いをもたらそうとしているというウワサがあった。だから、動く黒いお城や4つの細い小塔から黒っぽい煙が地平線に現れたとき、誰もが、魔女がやってきたのだと思った。ところが、そのお城は魔法使いハウルのものだった。ハウルは若い女の子の心を吸い取るのが好きだという。ソフィア、レティ、マーサのハッター姉妹はもちろん、女の子たちはみな、危ないから1人で街を出歩かないようにと注意される。だが、それはほんの始まりにすぎなかった。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;この壮大なファンタジーのジグソーパズルの中では、見た目とは違って、人も物も平穏ではない。運命はもつれ合い、自分が誰かもわからなくなり、恋人たちは大混乱。「魔女」がハウルに魔法をかけたのだ。はたして、その魔法を解くカギは有名な詩の中にあるのか? ハウルのお城に入るソフィー・ハッターの身に何が起こるのか? <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ダイアナ・ウィン・ジョーンズのうっとりするようなファンタジーはいつも驚きでいっぱいだが、魔法使いどうしの激しい最後の闘いが終わると、魔法のように何もかも元のさやに収まる。
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魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉