２０年近く前からの読者です。冷戦終結後、果たして連載は続くのだろうか？と心配したのが嘘のよう。まだまだ世界の情報部員が活躍する場面はたくさんあります。あいかわらず良く練ったストーリーで、独特の世界に浸れます。<BR>絵柄に好き嫌いがあるかもしれませんが、男性が読んでも充分楽しめると思います。

伯爵・少佐・ミーシャなど、主要どころのメンバーが入り乱れて大活躍、みんな相変わらず健在です。ジェイムズ君は前巻から引き続いて、やや暴走気味なほどパワーアップしてます（笑）。<P>また、今回も読者サービスの一環として（？）あるシーンがあるのですが、少佐の困惑と伯爵の反応なども期待通りで笑いを誘います。<P>シリーズのファンであれば、この巻も十分楽しめると思います。