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海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス ( 池谷 裕二 糸井 重里 )

「海馬」と、脳学っぽいタイトルですが、対談スタイルと洒落たイラストのとても読みやすい本です。脳の研究者の池谷さんと、「ほぼ日」darlingイトイさんが、最新の脳学をネタに語るポジティブ人生論となっています。「若くないから今さら頭を鍛えてもしょうがない」なんて思いこみが、実は間違いだたという主張が、いいですね。<P>脳科学そのものにはあまり突っ込んでいませんので、その辺さらに知りたい人は池谷さんの著作などに進まれるといいと思います。(個人的にはラマチャンドラン博士の『脳の中の幽霊』がオススメ)

「海馬」と、脳学っぽいタイトルですが、対談スタイルと洒落たイラストのとても読みやすい本です。脳の研究者の池谷さんと、「ほぼ日」darlingイトイさんが、最新の脳学をネタに語るポジティブ人生論となっています。「若くないから今さら頭を鍛えてもしょうがない」なんて思いこみが、実は間違いだたという主張が、いいですね。<P>脳科学そのものにはあまり突っ込んでいませんので、その辺さらに知りたい人は池谷さんの著作などに進まれるといいと思います。(個人的にはラマチャンドラン博士の『脳の中の幽霊』がオススメ)

「海馬」と、脳学っぽいタイトルですが、対談スタイルと洒落たイラストのとても読みやすい本です。脳の研究者の池谷さんと、「ほぼ日」darlingイトイさんが、最新の脳学をネタに語るポジティブ人生論となっています。「若くないから今さら頭を鍛えてもしょうがない」なんて思いこみが、実は間違いだたという主張が、いいですね。<P>脳科学そのものにはあまり突っ込んでいませんので、その辺さらに知りたい人は池谷さんの著作などに進まれるといいと思います。(個人的にはラマチャンドラン博士の『脳の中の幽霊』がオススメ)

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海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス&nbsp;&nbsp;&nbsp;ベストセラー『記憶力を強くする』の著者であり、気鋭の若手脳研究家、池谷と、クリエイターとして豊富な発想のノウハウをもつ糸井。この2人が、頭のよさや脳の使い方などをテーマに、興味深い対話を繰り広げている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;たとえば、「『頭がいい』と『バカ』の差」について。2人は、記憶された情報を整理し、お互いを関連づけて、的確に表現できるかどうかや、「頭が真っ白」になるディスコミュニケーションの状態に陥るか否かなどのポイントに着目。最終的に、周囲との関係を遮断し、情報の入力をやめれば脳の働きはよくならないことを指摘している。ここで、自分の頭がどんな状態にあるかをチェックすることも可能である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;また、池谷は「脳は、ぜんぜん疲れない」「30歳以降に、脳の能力は飛躍的に伸びる」といった、脳に関する意外な事実を数多く教えてくれる。とくに記憶のカギを握るという「海馬」の研究の様子が述べられたところは、未知の領域に踏み込んでいくような興奮をもたらしてくれる。一方、そうした脳の科学を、クリエイティブな思考や生き方の問題などに押し広めて論じる糸井の話術はじつに巧みである。その知的好奇心のもち方には、見習うべきところが多い。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;タイトルどおり、頭がよくなる可能性が科学的に証明されているほか、「よりよく生きる」ために頭をよくするという志の大きなメッセージが込められている。年齢とともに頭の働きも衰えると思い込み、マイナス思考に陥っているような人に、希望を与えてくれる1冊だ。(棚上 勉)
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