有名な曲ばかりだからわざわざ詩を一冊の本にしなくても・・・と半分冷めた気持ちで、<BR>単に表紙がきれいだからと本屋で手にとり何気なく読んでいた。<BR>最初はそのまんまじゃんと思っていたが不思議なことに胸が熱くなってきている自分に気が付いた。<BR>メロディに乗って聴くのが一番良いと思っていたのにそれは間違っていた。<P>詩だけのほうがジワジワと胸に染みていく。<BR>今までは音楽や彼の歌声に耳がいき、どうしても詩の世界に浸れなかったのだろう。<BR>こんなに良い詩だったっけ。とても新鮮に感じられた。<BR>彼の詩がこんなに心地の良いものなんて・・・。本当に驚いた。<BR>これを企画した人はこうなることを予想していたのだろう。<BR>これは大切な人に贈りたい素敵な詩集本です。
小4の息子の夏休みの推薦図書にも選ばれていました。そして、手元に届いたその本をめくると、第一印象は、「なんだ。歌詞カードみたい!!」と、ちょっとガッカリ。ところが、読み進めていくにつれ、中盤に差しかかった頃には、なぜか胸が熱くなり、自然に涙がこぼれてきました。メロディもいいけれど、なくても十分、いえ、ないからこそ、伝わる深い思い。やはり、ミスチルの歌は詩がすばらしい。これからずっと、私のそばで、何かある度、癒し、励ましてくれるそんな一冊になることと思います。
ミスチルほど、歌詞を読んで色んな事を考えさせてくれるアーティストっていないと思う。<BR>だからといって、メロディーで手を抜いている訳ではない。<BR>そう思うと、「すごい!」の一言につきますね。<P>そして、この本は新旧関係なくストーリー別に詞が載っている本。<BR>写真もあって、読めば読むほど味が出るし、アルバムの歌詞カードで<P>曲を聞きながらたどっていた歌詞とは違い、一つ一つのフレーズが言葉として<BR>頭に入ってくるので、また違うとらえ方が出来ます。<P>ストーリー別だから、今自分が置かれている状況に合わせて<BR>ページを開くっていうのも、いい手かもしれませんね。