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| ロベルト・バッジョ自伝〈2〉夢の続き
(
ロベルト バッジョ
Roberto Baggio
片野 道郎
)
「心から言えることは僕ほどあのワールドカップに行きたかった者はいないという事だよ。誰一人として」本書の主題はバッジョのこの言葉に尽きる。<BR> 前作と同様インタビュー形式で進められているが大半のページは代表落選についての事が書かれている。W杯を前に突然起きてしまった大怪我、全身全霊のリハビリ、信仰。奇跡とも言える驚異的な復活など詳しく語られている。落選については全く口を閉ざしていたバッジョだが本書では胸の内を思う存分吐き出していて非常に興味深く読んだ。 <P>現在でもブレシアでの活躍は言うまでもないがそれを支える強靭な精神力と体力。他の選手、チームに対しての敬意はまさしくサッカー界の至宝だ。やはり一流の選手は人間的にも超一流だね(マラドーナは例外?)。<P> ディリービオ、ガットゥーゾを代表召集する(カウンター大好き1点守って守備守備)トラップ監督の解任は時間の問題だろうしセリエAの凋落ぶりには目を覆うばかりだ。韓国戦の延長でこんな時バッジョがいればなと思ったの僕だけだろうか?サポーターが望むのはうまく転んでPKをもらおうプレーではなく、一瞬の閃きで戦況を変えるパス、ゴールが見たいに決まってる。<BR> EURO2004ではバッジョがポルトガルのピッチで戦っている事を切に願ってる。この男がいる限りイタリアのサッカーもまだ捨てたもんじゃない。俊輔もね!
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