初心者の入門編としてとても最適です。<BR>個々の楽器の特徴、音域、配置などを<BR>こんなにわかりやすく書いている本は他にないと思います。<P>薄いのでとても読みやすく、中高生のオーケストラ入門書としても<BR>最適かと思います。<BR>他にも今からオーケストラを始めたい<BR>オーケストラの事を知りたいと考えている方の年齢に関係なく<P>読みやすくかつ、わかりやすい一冊です。<P>ちなみに私はこれで移調楽器の理解をしました^^;<BR>この本を読んでからと言うものオーケストラを聞くのが楽しくなりましたよ。<BR>私のお薦めの一冊です。
オーケストラのスコア=総譜の「見方」が、ある程度分かるようになるための入門書です。しかし残念ながら、楽譜の音楽的な「読み方」にはほとんど触れられていません。ミヒャエル・ディックライター著『スコアの読み方』(シンフォニア、1988年)と内容的に相当重複しますが(いわゆるパクリ?)、両方読まれることをお勧めします(それ以前に、楽典レベルの基本的な「楽譜の読み方」をマスターしておくことが必要ですが…)<P>一般の音楽ファンがクラシック音楽を真に理解するのに役立つ本は、非常に少ないと感じます。音大生向けの専門書は数多く出ていますが、一般の人にはとても勧められません。こうしたわかりやすい入門書が、シリーズ化され、一般の人でも少しずつ、体系的に音楽を学ぶことができるよ!うになれば、素晴らしいと思います。楽譜を通じて作曲家と「対話」することは、この上ない喜びになります。<P>「目をつぶって音楽を聴くほどバカげたことはない」というストラヴィンスキーの有名な言葉が引用されてます。「バカげた」とは言わないまでも、スコアを見ずに音楽を聴くのは「損だ」と思います。楽譜の値段は、CDとさして変わらないか、多くの場合むしろ安く、しかもその価値は、ほぼ一生涯変わらないからです。