私は作者が17歳というのでびっくりして、いったいどんなものなのだろうと思い、即買いました。しかし、読んでみて本当のがっかり。全く面白みがなかった。読み終わって、「はっ!?なに?これで終わりなの?」って感じです。読んでる時間が無駄に思えました。はっきり言って全くお勧めできません。
って思った。100ページちょっとで文章もテンポ良くって正直とっても楽しめたし、設定も面白い。<BR>「小学生と女子高生とフーゾク。そして、書いたのは女子高生で京都在住」<P>京都に住んでる私としては書店のその売り文句につられてとりあえずレジへ・・・で、1時間ぐらいでサクサクっと。でも、それだけって感じだった。不思議な設定を楽しんで、イマドキの女子高生っぽいんだかなんだかわからないボキャブラを楽しんだら後はなし。だからエンタテイメントとしてとっても楽しんだ。彼女の次回作をきっと楽しみに待つだろうし、この作品もまた読むかな・・・きっと。なんだかんだ言ってよいです。
芥川賞受賞作家の別の作品を読みたくて本書を手にした。個人的には、前者よりも、作品の世界が好きです。部屋の中のものを全部捨ててしまう女子高生と、それに気づかない母親。パンツを大量にくれる近所のおばちゃんと、その家に住む小学生。妙に大人びたその小学生と、何もない押入れの中のパソコン。そしてパソコンは風俗にリンクされている。。。なかなかシュールで面白かった。