映画だけみて、なんとなーく知った気になった人にむけたかなりどうしょうもないガイドみたいなもんは沢山出版された。あんなんで知った顔されたら、そっとこの本を渡してあげよう。元の作品をしらないとわからない世界が遠くに見える。数年来のファンに楽しいガイド…というか、簡単な研究書にちかいところもある。肩はこらないし。本とは”知っていることがきちんと書かれて”いるものだとおもっているホビットたちにもお薦めできます。
映画の公開に合わせて、指輪物語の関連本は沢山出ました。<BR>ファン故に色々購入して読んでみたのですが、私的にはこの『指輪物語<BR>完全ガイド』が一番内容的にも良質で、充実していたと思います。<P>ホビットの冒険、指輪物語についての知識(旅の行程や、歴史)<BR>ルーン文字について<BR>指輪物語が完成するまでに色々変更されたことについて<BR>アニメ化につて<P>指輪物語についての論文<P>などなど、本当に読み応え十分です。<BR>何よりも嬉しかったのは、ホビットの冒険、指輪物語の訳者である瀬田<BR>貞二さんへのインタビューが載っていた事です。<BR>指輪物語に興味を持たれた方へ、さらに作品世界を楽しむためにぜひオ<BR>ススメしたい一冊です。
「指輪物語」読破後、最初に読んだ関連本だったのですが<BR>本当に楽しくて一気に読んでしまいました。<P>「ホビットの冒険」の旅の行程、「指輪物語」の旅の行程が地図上に再現され、主なイベントはフキダシで位置が示されているのでとてもわかりやすい!<BR>曖昧だった場所が「ああ、あれはこの辺りで起こったのか~」と<P>改めて頭の中の中つ国がはっきりしてくる感じです。<P>文章による旅の行程も、離れ離れになった旅の仲間が同時進行では<BR>どういう状況であったのかがすぐわかるよう平衡して書かれています。<BR>年月日まできっちり書かれているので「9月22日はビルボの誕生日!」「5月1日は戴冠式!」などと楽しめちゃったりします。<P>原書初版刊行時の写真があったり、「ホビットの冒険」の歴史などこれから原書を読みたい人にもとても興味深い資料だと思います。<P>トールキンの世界を読むと題された評論集や訳者瀬田氏のインタビューは<BR>読み応え有り!<P>この内容でこの価格はお買い得(^^)手元に置きたい一冊です。<BR>「指輪物語」読破後にぜひっ!