『ミトン』を劇場で観てから購入しました。スクリーンで観た女の子の笑顔が本の中でも見ることが出来て、嬉しかったです。そしてミトン(女の子が抱いている赤い子犬)の表情がとても豊かで感動しました。私が生まれるずっと前(1967年 旧ソ連公開)に作られたというのに、クオリティが高く、今も色あせていないのに驚かされました。子どもには新鮮に大人には懐かしく感じる、ちょっぴり切なくて優しくなれる物語でした。<P> コメントを高畑勲や櫻井和寿、奈良美智、桜沢エリカ、東野翠れんなどが寄せていて読み応えもあります。ミトンのあみぐるみの作り方も載っていて、ちょっと挑戦してみたくなりました。<BR> 同時公開されている『ママ』『レター』の紹介も載っているので、映画を観た後の復習には最適です。また映像をまだ観ていない方にも絵本のように楽しめると思います。
この本は、最近人気を集めてきているチェブラーシカの監督で、ロマン・カチャーノフの作品のフィルムブックです。私はまだ映画を見れないので、この本を読んだのですが、見ていてワクワクして、早く映画を見たい気にさせてくれます。少し色あせたような写真が、見ていて、不思議なのですが、ノスタルジックな気分にさせてくれます。映画を見た人でも、この本を読めば、きっと好きな場面を思い出して、ワクワクしてくるのではないでしょうか?映画を見ていない人でも、このシーンはこういう展開に繋がるのかな?と空想できたりして、楽しいと思います。