1997年の小学生連続殺傷事件で、一人の女の子が、10年の短い一生に幕を閉じました。<BR>普段、何気なく見ているテレビで報道されるたくさんのニュース。<BR>どれを見ても、「可哀相な事件だ」という印象しか受け止められないものになっています。<P>毎日毎日同じように繰り返される事件を見ていると、何を伝えたいのかかさえもわからくなり、生命の大切さをきちんと教えてくれません。<BR>だけど、この一冊の本を読んで、人は命の大切さをきちんと学んでいないことに気づきました。<BR>この本は、そのテーマを現代の世に伝えてくれる一冊です。
この世に生まれるという事がこれ程、幸福な事なのだと、<BR>そして、生きるという意味を知れる貴重な本です。<BR>少し寂しいなと思っている人、毎日、何となくつまらないなと<BR>思っている人、どうか、読んでみて下さい。<P>あなたも人に生きる勇気をもう与えているかも知れません。<BR>そして、もっと強い勇気や優しさをもらえるかも知れません。<P>自分は愛されていたのだと思わずにいられない、<BR>万民をも包み込める暖かさに驚く一冊です。<P>わたしも「彩花ちゃん、ありがとう!」と言いたい。<P>まだ、読んでいない方、どうか、何を置いても読んでみて下さい。<BR>素晴らしい、光り輝くような本です。<P>わたしの蔵書の筆頭になりました。大切な人への贈り物としても、<BR>この本はきっと最高だと思います。
なんて本でしょう。滅多に泣かない私も泣いてしまいました。<BR>子供の死という絶望的な状況の中にも価値や希望を見いだしてゆく、強く生きようとする家族の物語・・・。<BR>よけいな説明は不要です。とにかくできるだけ多くの人に読んでいただきたい本。こういう本こそ皆が学ぶべき、教科書に載せるべきもの。<P>実際、一部の学校でもこの本を使って意見し合うことが行われたみたいですが。<P>最後は皆、言うでしょう。「生きる力」をありがとうと・・・。