すばらしいの一言に尽きる。<BR>女性をモノ扱いというけれども、そんな理屈は所詮、<BR>たてまえの理屈であって、事実として性生活の充実は<BR>男女関係に必須なわけである。<BR>そんなわけで私はこれを彼と熟読実践するつもりである。<BR>己の快楽のために手段を選ばぬのこそが、女の中の女であり、<BR>男の中の男であり、人の中の人である。<P>避妊も倫理もすべてに責任をもてるおとなの必須教科書である。
女性側に多発的オーガズムをもたらすことを目的としている場合、この本は必読であり、この本に書いてあることを全て試す価値があると認められます。<BR>ただしこの本は女性側のことについてしか論じていません。<BR>それが限界といえば限界ですが、その事実がこの本の価値を下げているとは思えません。<P>この本は、四の五の言うより、読んでヤってみる、という本です。
この本はハウツー本なので「実際に役に立ったか」どうかで判断されるべきだと思います。<P>結論を言うと、少なくともぼくにとってはかなり役に立ちました。<P>ぼくがこの本を読んだのは、まだ(いまよりもずっと)若くて「何をどうしてよいのか判らずにただ懸命にやっていた」頃でした。<P>当時のぼくは、この本にある「ヌキサシは実はどうでもよい」という思想に触れ、かなり目から鱗が落ちた気がしました。<P>実際に、この本を読む以前はぼくは「直球一辺倒」という感じだったのですが、この本を読んだ以降は「緩急」と「組み立て(プラン)」と「コントロール」を行為の中に組み込んでくことができるようになりました。<P>ぼくの行為の内容がその後加速度的に豊かになっていった(当人比)のは、この本が転機でした。<P>本書は、ごくノーマルなレベルからけっこうアブノーマルなレベル<BR>まで扱っていますが、ビギナーにこそ勧めたい本です。<BR>普通の人においても役にたちます。