速読の方法論はいろいろあるが、大別すると<BR> 1.目を鍛えるもの<BR> 2.目を鍛え、特殊な視線移動をして複数行を一気に読むもの<BR> 3.超能力的なもの<P>に大きく分けることができると思う。この本は上記の2に入るもので、その方法論を具体的に(ここがポイント)公開した画期的な本である。その方法論を受け入れるか否かは読者にゆだねられるが、高額な速読の教材を買う前にその方法論を知ることができる良心的な作品であるといえるだろう。<P> 特に視線の動かし方の解説は類書に見られないものである。速読に興味を志す人には是非一度読んでいただきたい。
目の周りの筋肉を鍛えて、読む力を上げると言う点は納得の行くものだったが、8の字を描いて文章を読むとかいうのは、荒唐無稽と言うか本の作者に失礼な気がする。<BR>とりあえず、文章が読みにくく最後まで一息に読むのは忍耐力が要る。
本をパラパラーっとめくって「ハイ読めました」なんて、そんなスーパーな速読を思い浮かべたらそれは間違いです。そんなのフツーの人にできますか?フツーの人(500文字/分)が気功や呼吸法など、怪しげなジュツを使わずに、1分間で5000文字読めるようになる。これまで読んできた右脳や速読と名のつく本とはちょっと違う、真面目っぽい速読の本です。受験生や資格取得を考えておられる社会人の方にお勧め。同じ著者でもう1冊出ていますが、個人的にはこちらが読みやすくていいかと思います。