今まで何冊も育児書を読んだけど、読み始めてgive-upした物や読むのが辛く感じる物が多かった。こんなに読みやすい文章で本自体のデザインが優しく感じる本は初めて。いいんだよいいんだよ、間違ってないよ、頑張ってるねって本当に言われてるみたいに心地良い。読んでる途中に邪魔されるとそれがイライラにつながっていたり、夜中に読まなきゃってどこか焦りながらだったりしていたのが、この本に向かうときは明るいお日様の下で子どもを遊ばせ、そばであえて読みたい本です。
この本、そして自己尊重ワークというものを知り、実践しだしたとき、体の心から熱いものがこみ上げてきて、気が付いたら涙がとめどなくあふれていてとまりませんでした。ありのままの自分を許し、受け入れる。自分自身をねぎらううちに自分のことが愛しくなる。かけがえのない命の素晴らしさのようなものを感じ、自分の子供やまわりの人すべての命がいとおしく、慈しみたくなった。今、自己尊重感というものがだんだん私の中に浸透してきて、物事のあとに落ち着いて、自分を励まし、声をかけながら過ごすことができるようになった。気が付くと自然に子供にもいいところ探しをしている自分に気が付いたり。この本・自己尊重ワークに出会えて本当に良かった!かけがえのない私の<P>人生の収穫と言っても過言ではありません。<BR>子供が0.1歳の頃に出会っていたらもっとあの頃の自分は救われたのにな。と思いましたが、今は、「今」出会ったことも含めてすべて肯定的に受け止めています。
サワヤカで気持ちがあったかくなれる読後感。子育て中のたいへんさに寄り添うまなざしが優しい。読み応えはじゅうぶんなうえに、かわいいイラストや書き込むページなど、楽しく「使える」本。<P>ワークのページに書き込むことで、日々の感情を確認し、自分を見つめ直すレッスンをしているのかもしれません。子育てだけじゃなく、周囲の人間関係も気持ちよく変えられるきっかけになるのでは。とにかくスゴイ本です。