アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す みんなこんな本を読んできた アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す
 
 
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アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す ( 斎藤 学 )

難しいと思える心理学独特の解説が多いですが、結局不安の原因などを理解しようと思えば一度は聞かないといけない解説だと思いました。<BR>なんで幸せになれないんだろう?と漠然と不安を抱えている<BR>人がいれば、そして親子関係に悩んでいた子供時代を送った人なら<BR>きっと、心強くなる一冊だと思います。

小学校の低学年ごろ、母の家出未遂がありました。<BR>泣きじゃくって抱きついていた、わたしと弟。なんとか説得を試みる父。<BR>その時の母の言葉を今でも憶えています。<BR>「誰も私の言うことをきいてくれない。」<BR>この時、<BR>―――わたしは"いい子"でいなければならない・・・<BR>―――そうでなければ、母は去ってしまう・・・<P>―――弟だっているのに、母がいってしまったら、どうしよう・・・<BR>今だからわかるのですが、そう感じ取ったのでしょう。<P>無駄な努力をしてしまいました。<BR>わたしの"努力"は、母にとっては"こういう子なのだ"という認識のズレ。<BR>さらには、弟や父もそうだったこと・・・。<P>つくづく時間を無駄にしたと気づきました。<P>わたしの中の、失った子供時代!ついて、この本は気付かせてくれました。

AAA

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