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| やさしく学べる微分積分
(
石村 園子
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高校時代にさぼってしまった微分積分を、短期間で修得するためのテキストを探していたところ、本書に巡り会った。奥付をみると、2003年2月時点で25刷と書いてあったので信用して買ったが、その通りの良書だった。要点だけを、無駄なく、わかりやすく説明してあるので、非常にありがたい。 金融理論の本を読もうと思ったが、数学の基本がわからず、何かいい教科書はないかと探してこの本を見つけた。微分積分だけではなく、そもそも関数とはなにか、いろいろなy = f(x)が座標上でどんな曲線を描くのかといったところから解説してあるので、非常に助かった。 数学、とくに微積は高校から得意だからと慢心していたら、重積分あたりから大学のテキストだけではややこしくなり、入門書としてなにか良い本はないかと探していたところ、友達にこの本を紹介してもらい、親切・丁寧な説明と、随時例題と問題が設けられているので買いました。<P>この本は理工系学部の人だけでなく、一般教養の方達にも受け入れやすい本だと思います。むしろ理工学系の学部よりも他の学部の方達向けでと思います。入門書としてオススメです。
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