技術者からマネージャーという立場になっていく過程(およそ30から40代)で読んでおきたい本。<BR>実は10年以上前、学生のときに購入してみたがその当時はさっぱりよくわからなかった。そのとき買った本は無くしてしまい、自分がそのような立場に立たされてきていると感じ新しく購入して読んでみた。<P>やはり、今読んでみて正解だった。いろいろと考えさせられることがあった。各章末の設問はまだやってないが、復習の意味でもう一度読んでみたいので、そのときはやってみたい。<P>どっちが先かは忘れたが、学生のとき同じく読んだデール・カーネギー著の「人を動かす」は無くさなかった。この本は、技術者にとってではなくどんな人にでも普遍的に読んでおきたい。
読む人によって何を感じるのかはわかりませんが、僕にとっては本当にためになる本でした。<BR>ちょうど、自己の技術力だけでできる範囲の境界までたどり着いていて、次のステップにすすまざろう得ないというところに追い込まれていたので・・・何度も何度も読み返しています。<BR>でも、読む時の気持ちによって、全く違う側面が見つかるのこの本は不思議です。
「リーダーシップって本読んで身につけられるものなのか?」<BR>「確かな技術を身につける以外に、技術者に必要なものってあるの?」<BR>「なんで俺はリーダーに指名してもらえないんだ?」<P>こんな疑問に答えてくれるのが本書です。<P>まず、グループで問題に取り組むことの意味を論じ、リーダーシップのあり方について、読者の視野を広げてくれます。次に、自分の個性にあったリーダーシップをどうやって発揮するか、その具体策を提示します。最後には技術とリーダーシップを実践の場でどうやって伸ばして行くかを明らかにします。<P>原題は"Becoming a Technical Leader: An Organic Problem-Solving Approach"。訳書の題名にある「スーパーエンジニア」とは、グループで問題を解決する能力の非常に高い技術者、という意味で使われているようです。