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上 英文法のナビゲーター 大学入試 ( 伊藤 和夫 )

本書は各章の冒頭に設問があり、それを解いた後に解説を読む構成です。語彙や文法が弱い方は、設問が壁ですね。本書の扉の開き方ですが、設問中の未知単語を辞書で引いてしまうことです。これは先生自身が薦める方法です。「学力の足りない初心者は、問題を解く際には辞書などを参照すればよい。問題自体を取り組まないよりマシ」なのです。壁を越えれば、分かりやすい解説が待っています。そこまで辿り着けないのは、正直もったいないです。冒頭の設問は能力を診断するためで、何度も転んで自転車に乗れるようになるように「間違って当たり前」の気持ちで(辞書や文法書の助けで)壁を越えましょう。『英ナビ』は上下二冊ですが「問題集」ではなく「講義」です。解説が懇切丁寧だから分量が多いのです。全36章で英文法の重点を網羅していますが、人が言うほど読破に時間はかかりません。冒頭の設問も、解説も、自分の力になるまで復習を繰り返して下さい。

英文法が理論的、体系的に書かれており、問題を解いてから解説という形式になっているので復習もし易く頭に残りやすい。<BR>自分は英語が苦手で大嫌いだったが、それは英語が暗記科目だと思っていたからだった。しかし、この本はその考えを覆してくれ、英語が好きになるきっかけになった。<P>自分は中学英文法もわからないレベルでこれをやってしまったが、やはり中学レベルを押さえてからやった方が理解しやすいでしょう。<BR>読解にも役立つ英文法なので受験生じゃない方にもお勧めです。

 この『英文法のナビゲーター』<英ナビ>と『山口英文法講義の実況中継』(語学春秋社)<英文法講義>が比較されることがよくあるが、<BR>私は前者を「網羅性と体系性」、後者を「わかりやすさと要点」と区別し、前者をすすめます。<BR>(伊藤先生と山口先生は昔、同僚だったらしい。だから根本的な考え方は同じ!) <P> 英ナビを使用するとアタマの中でスッキリと文法問題が分類され、他の文法項目とも関連性がハッキリと理解できるので本当の実力がつく。<BR>言うまでも無く大学入試・TOEIC・TOEFLにも十分対応できる。<BR>(各自の実戦問題集のなかでわからない所があれば参照する勉強法がおすすめ)<P> 大学受験生のみなさん、資格取得を目指す方、本当に英語が読みたいみなさんに『英語学習!最初の1冊!」としておすすめします。

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