今日の芸術―時代を創造するものは誰か みんなこんな本を読んできた 今日の芸術―時代を創造するものは誰か
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か ( 岡本 太郎 )

芸術をどんな形でも追求している全ての人にお勧め。そして自分の作っているもの、進んでいる道に確信が持てないひとに読んで欲しい。自分は間違っていなかったということを確認できます。この本が書かれてから半世紀。まだまだ新鮮で衝撃的な言葉で溢れています。

「お婆さんの寝室にあったモナリザの絵が怖くて近寄れない」、これが私の芸術作品に触れた最初の一歩だったことを、この本を読んで思い出しました。心地よさや安らぎを求める現代に、岡本太郎の力強い言葉は、未だに多くの人に共感を与えることと思います。今日の小さなウィンドウで広げられるインターネットの世界を前にしたとき、岡本太郎だったら何を感じ、そして何を与えるのでしょうか。その答えを持った、岡本太郎を超える芸術家たちは、本当は、身近にいるのかもしれません。

これが30年以上前に書かれた内容だなんて信じられない、というのが最初の感想。岡本太郎氏の感覚は30年先をつっぱしっていたんだなと思います。ようやく時代が彼についてきたという感じ。じっくり読んでもまったく古臭さを感じない。彼の言葉を借りるとすれば、「新しいといわれる時点で、もう既に古い」。時代を追いかけてばかりではこんなものは書けないと思います。芸術に興味のない人にも是非読んで欲しい。でもみんなに教えるのはもったいないかも。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か ↑ご購入はこちらからどうぞ。
今日の芸術―時代を創造するものは誰か芸術家の書く文章の魅力は、何と言っても彼らの創造の秘密をのぞかせてくれることだ。「芸術は爆発だ」であまりに有名な岡本太郎による本書もその例に漏れない。本書は、美術、歴史、民族学など広範な知識を駆使し、論理的に展開しているが、創作者の実体験に基づく論述だけに退屈させない。また全編を貫く著者の芸術に対する深い信念が文章に勢いを与え、読者を魅了する。 <br>前衛芸術の啓蒙書と言うべき本書において、著者は「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない」を芸術の根本条件として宣言し、芸術の本質とは常に過去を否定し乗り越えることであると示す。そして現代社会で失われた人間性を取り戻すため「これからはすべての人が描かなければならない」と主張し、人々を芸術行為へと誘う。1974年に刊行された初版の序では、著者自らが芸術に関心のない人にこそ読んでもらいたいと言っている。芸術は特権的なものではなく、人間の根源的な欲求だからである。 <br>復刻版では横尾忠則が序文を、赤瀬川原平が解説を書いている。刊行当時、芸術を志す者に競って読まれた本書は、簡略だがオーソドックスな美術史入門でもあり、「謙虚は卑屈」と断罪する日本文化論でもある。しかし何よりも、停滞を嫌い常に前進する画家の人間像が印象に残る、本人による「岡本太郎論」と言える。(林ゆき)
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

今日の芸術―時代を創造するものは誰か