著者の人生は自立心旺盛。<BR>恋人も外交官から裏社会の人まで幅広い。<BR>その彼女のバイタリティを買われて<BR>高級娼婦館を継がないかと誘われます。<BR>なんとケネディ大統領もきたとか・・<BR>そこでは娘たちを一流にするため<BR>肌の手入れから、必要なら整形手術等<BR>みるみる上等の娘を作っていきます。<BR>娘たちは娼婦から女優になった者、アラブの大金持ちと<P>結婚した者、貴族と結婚した者等まさに玉の輿。<BR>ふつうなら逢えない人に会い、ひと財産を手に入れ<BR>ふつうに生活していたら結婚できない人と結婚していくのです。<BR>パリの裏側を読んでみてはどうでしょうか。
もし、自分の周りに「自分がお手本にしたい女性が存在しないなー」と思っている人がいたら、この本は何かしらもたらしてくれると思います。<BR>今の日常生活で、なんだかわからないけど、変な望んでいない流れに流されてしまっているなーと思ったら、必須アイテムになるかもしれません。<P>自分が大切にするべきこと、それが世の中の人が口々に言うこととは違っているのかも、そしてそれでいいんじゃないって感覚を私にはもたらしてくれました。
この実際に存在した最高級売春宿の客と女たちのレベルの高さに驚いた。援助交際を考えている少女たちにぜひ読んでもらいたい本だ。援助交際の少女たちの商品レベルの低さと、レベルの低い商品しか相手にできない客のレベルの程度がはっきりするだろう。<P>また客の幻想の中の「一流の女」を体現するのがこの最高級売春宿の女達だ。したがって、この本に書かれている「娘を最高の娼婦に仕立てる」方法を「一流の女」に見せかけるマニュアルとして読むこともできる。<P>しかし、この本の中でもっとも素晴らしい人物は、冷静に状況を分析する能力に長けた最高級売春宿の経営者である著者自身である。最終章を読めば、著者こそ最高の「一流の女」であることが分かるだろう。