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| タロット大事典
(
東条 真人
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ミトラ教色が濃いのは多少気になりますが、初心者から上級者まで一度は目を通してみたいタロット解説本です。ウェイト版を骨の隋まで解こうとしている姿勢が随所からうかがえます。従来の解説本のようなカード一枚一枚の解釈から各象徴のミニ事典まであり使い勝手が良いのは勿論、特に必読すべきは「意味の研究」と題した第三部でしょうか。意味は類似しているけれども微妙にニュアンスが違う各カードの研究や、一枚のカードを3次元的に解釈するなど一読に値すると言えるでしょう。
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