Listening各パートの問題文が流されてから答えをマークするまでの方法が説明されており、この問題集をこなすことで確実にListeningパートの点は確実にあがるだろう。<P>また、Listeningパート後半は、用紙にある問題の速読が重要になるのだが、この本には、そのパターンがこと細かく記載されている。このパターンを覚えてしまうことで、問題文をより早く読むことができ、(A)~(D)までの選択肢にも目を通した上で、音声問題を聞くことができるようになる。<P>Listeningのリズムが掴めず、あたふたしている間に終わってしまうような方にオススメ。
TOEICは所詮、テストであるからテクニックでカバーできることは間違いない。このような主義で、本書はテストという側面からTOEICを捉え、攻略することに重点を置くものと考えられる。よって問題に対するアプローチがしっかりと研究されている。さすが大学受験を得意とする桐原書店というところか。<P>英語を母国語としない者にとって、次に話される会話やセンテンスは予測できないものであるために、多くの受験者は「うろたえる」ことになる。本書はそのような問題にも対応できるよう、典型的な出題パターンを提示することでリスニングに対するポイントを説明する。(ただし、本書が謳う「パーフェクト」は"hyperbole"かも知れない。テクニックがカバーできるのはリスニング450点までだろう。)<P>CDに吹き込まれるネイティブの声には賛否両論のところもある。これはおそらく生理的な問題だと思う。色々な声質を聞くことも経験だと思えば気持ちが楽になる。単語などははかなり難しくところもあり、やり応えがある問題であるといってよい。
問題の内容やレベルそのものはいいと思いますが、肝心のCDがお勧めできないものです。TOEICのテストで話されてる調子と全く違う話し方で吹き込まれているので実際的ではないと思います。リスニング用テキストのCDだけに、致命的な欠点では?(^^ゞ