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メジャーリーグで覚えた僕の英語勉強法 ( 長谷川 滋利 )

英語の勉強方法の本であって、MLB特有の英会話等は殆ど出て来ないので、間違って「その辺を期待して」買わない様に。

 「シギー」こと長谷川滋利投手は、日本人メジャーリーガーの中でも異色の存在と言えるだろう。そんな彼の一面を本書では知ることができる。<BR> 本場の野球を体験するためにメジャーへ行ったいうよりも、アメリカで生活したいために野球を続けているという点が他の選手と異なっている。<P> そんな彼は、日本に居るときから英語の勉強を続けてきたわけであるが、その時の具体的な勉強方法や教材が本書で紹介されている。その方法論は絶対的に正しいものでなく、あくまでも参考程度である。<P> メジャーで確固たる地位を築き、更にキャリアを積み重ねていく彼の姿は、英語学習の姿勢にも重なる部分が多い。英語の上達方法よりも、目標を追いかけ夢を少しずつ実現させていく姿に共感できる本である。<P> ち!なみに、長谷川投手はビジネスに関心があり、人生の終盤には集大成としてビジネス書を出版したいそうだ。このようなことを現役時代から公言するとは、やはり異色な存在である。だからこそ、彼の著作は興味深い。

この本の内容は、長谷川選手の(1)英語学習体験談(2)現地で覚えた便利な英語表現(3)初めての米国生活へのヒント、の3点が中心だと思います。<P> 学習体験談については、その姿勢の謙虚さと真剣さが伝わってきて、英語が出来るようになるためには、シビアな実力分析、自分にあった学習方法、そして地道な努力がいかに大切かということが、ひしひしと感じられました。アカデミックな意味ではエリートではない方の体験談ということで、親しみも湧き、一層説得力のある内容だったと思います。<P> 一方、表現集、生活のヒント集ということでは情報量も少なく中途半端な内容に終わってしまっている感があります。<BR> 特に英語そのものに関する記述は勘違いや思いこみが訂正されずに掲載されてしまっています。例えば、未来を表す際の動詞について、教科書や受験参考書では will と be going toしか教えない、といった誤った記述や、発音し易いという理由だけで、あたかもどんな場合にでもbe gonnaが使われるような記述は余りにも乱暴です。日本の英語教育には確かに問題があり、一所懸命勉強したことが時にはかえって邪魔にさえなることの不条理さに腹立たしく思う長谷川選手の気持ちには同情します。だからといって中身をきちんと確認せずに活字という媒体でこのようなことを書くのは、出版する側に慎重さが足りないと思います。もっと読者に与える影響を自覚してチェックしていただきたかったです。間違った表現を憶えたくなければ、ここに登場する英語表現について、英英辞典や文法書(ケンブリッジ大学出版のGrammar in Useシリーズ等)で意味を自分で調べる必要があります。<P> 学習姿勢は何度も繰り返す読む価値があると思うので5つ星、表現集としてはお粗末なので1つ星ということで3つ星評価にさせていただきます。

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