戯曲集、とはいっても演劇のものとはちがい<BR>ほぼ台詞だけが並んでいる感じです。<BR>(広告批評の「ネタ再録」に近い感じ)<BR>なので舞台なりビデオなりで見たことある人むけかも。<P>でもビデオでもう手に入らないhomeのコントを垣間見れるのはすごく嬉しい。<BR>それに台本と舞台を比べると、<BR>「ああ、あの名台詞はアドリブだったのか!」<P>「あれはアドリブっぽいのに計算だったんだ!」<BR>と改めて小林氏の才能に驚愕。<BR>ページのあちこちにはおしゃれなイラストで舞台の小道具(プーチン・マーチン人形等)の作り方も載ってて<BR>ファンなら買って損はないです。<P>それにしても、このほぼ台詞だけのまっさらな台本を初めて読んで、<BR>大爆笑すると言う片桐氏の豊かな感性に脱帽。<P>やはり一番の理解者な!んだなあ。
これはすごい。何がすごいかって、賢太郎氏の語彙の豊富さ、言葉の緻密さ、あといい意味でのばかばかしさ。ラーメンズファンなら買って間違いは無い。演劇をやるものの立場からしてもかなり楽しめた。装丁デザインも、美しい。
言って見れば舞台の台本です。バンドのスコアブックのイメージです。<P>この本を読んで思ったのですが、十二分にラーメンズを見たことのある<BR>人むけだと思います。たぶんまったく知らない人に見せても「?」とい<BR>うリアクションしかできないでしょう。<P>ラーメンズをよく見ている人ならば、片桐と小林の動きが手に取るように<P>読み取れます。この本を読むだけで2人の動きが頭に再現され、どうして<BR>も舞台で見たくなります。<P>とにかく面白いです。是非どうですか?