私はこの本を2時間程度で一気に読みました。難解な用語がなく、非常に読み易い文体で書かれているので、頭にスッと入ってきます。<BR>ストレスとの付き合い方が下手だと思う人は、一読の価値ありです。<BR>「体力的にはメジャートップ級とは言えないが、精神力はメジャートップ級」と自ら述べる、長谷川投手の成功の秘訣を会得できます。<P>本書の中でも推薦されている「ビジネスマンの為のメンタル・タフネス」を併せて読むと、より理解が深まります。
長谷川選手が実際に行っていることや、体験したことを交えて書いているので、一つ一つの文章に説得力がある。<BR>また、内容も読んだらすぐに行うことができるものがほとんどで、内容も簡単だ。<BR>しかし、実践した時の効果は、手頃な割には大きい気がする。<P>他のビジネス書をたくさん読んでいて理解している人や長谷川選手に興味がない人には、すこし物足りないかもしれないが、スポーツの本は読むけど、ビジネス書はちょっと・・・とか思っている人や、自分もビジネスやスポーツでメンタル面を強くしたいと思っている人にはかなりお薦めだ。
本書は、メジャーリーグ組織と、経済ビジネスにおける雇用者と従業員の関係は同質であり、<BR>発想の転換とピンチに打ち勝つ精神力さえあれば、メジャーリーグで功績を積むことと、<BR>ビジネスチャンスをモノにすることに違いはない、と言っている。<BR>メジャーリーガーとして活躍する一方で、<BR>経済動向にも敏感な長谷川さんのチャンスをモノにする自己管理術は、<BR>あくせく働く日本人に勇気を与える本だと思う。