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モンキームーンの輝く夜に ( たかの てるこ )

”ガンジス川でバタフライ”での衝撃的な出会い以来、早く次の本読みたいなあ、なんて思いながらも忘れかけていたたかのてるこさんに、またしても衝撃的に再会してしまいました。<BR>前作よりもお笑いの要素は少なかったけど、明らかに共通してるのは、現地に”どっぷり”浸かっていること。<P>行った先々で出会う全てのものに、身も心もぐちゃぐちゃに密着するスタイルの旅、なんだかいいですねえ。<BR>旅の本を読んで、こんなに”行きてえ~!!”と思ったのも初めてのことです。<BR>はあ、ラオス行きたい。<BR>マジで。

 本の帯にあった「運命のオトコがなんでサル顔なわけ!?」という文句と表紙の少女の写真が妙に印象に残り、著者を知らなかった私は、数週間迷った挙句、ついに手にとってしまいました。最初本書を普通の旅行記・放浪記の類と思った。著者がOLである点が他作と違うという程度の認識で読み始めた。ところが、単なる旅行記ではなく、著者自身のラオスにおける恋愛進行記ではないか。 その内容は甘い甘いないようではあるが、ラオスの街の様子や人々の温かさ、暮らしを感じる文章に、引き込まれ一気に読んでしまった。恋愛小説などは「くだらん」とばかりに、目にするのも無駄と思っている私にも、読めてしまった。まさに著者の紀行文としての高い質を感じた。しかしいつもながら思うのは、幻冬社は面白い本ばかり出すもんだ。

たかのさんの今までの本の中で一番切に恋愛に対してピュアな一面が見える<BR>あま~いあま~い物語?です。<BR>ラオスで運命的に出会ったモンキーマン。<BR>自分のタイプでないのにどんどん惹かれていってしまうのは何故~~?<BR>って感じがワクワク。そして日本とラオスでの超距離恋愛?<BR>そして経済的問題。期間限定な恋愛ではなく真の結び付きに感動です。<P>旅の中で見つけたあったかいもの。<BR>ここにはたくさんあります。かなりオススメです(泣)

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