声をかけることの難しさは、出会いのない人にとっては断崖絶壁から<BR>飛び降りる程の恐怖を感じるものだ。どう反応されるだろうということを<BR>恐れ、もんもんとして時間だけが過ぎていくものだ。そこに体育系の講習で<BR>著者に訓練されれば、恐れを克服でき、出会いを作れる人になれるだろう。<P>要は、荒波に飛び込むことをやれるかどうかだが、背中を押してくれる人が<BR>いない場合、自分でやるしかない。その場合にこの本だけでは、無理だろう。<BR>モテる話術で日頃から女性と話す機会に慣れておき、助走をつけておいて、<BR>本番に備えておくと良い。<BR>しかし実際に生徒を教えていて、その実例（７０％）の成功率というのが<P>報告されている。これは、その日に声かけを何度かして、成功した場合を<BR>１Ａ?０％しなければ、０％として割り出した打率であると思う。<BR>もともと著者を知る方たちがコメントをＨＰで紹介しているが、著者は、<BR>本当はあまり人前にしゃしゃり出て行くことが苦手な人という。そういう人が<P>教えていることや、人をだますのではなく、自分を演出して相手を喜ばせつつ<BR>自分も楽しむという姿勢に彼の謙虚な人柄がにじみ出ていて、いわゆる騙しの<BR>ナンパ本やただ１人のうまく行った例の羅列と違い、ナンパ塾教師としての<BR>実践で心がける教えが多くの人に納得できるものとなっている。<P>最初立ち読みで済まそうかなと思っていたが、後半部分で「なるほど」と<BR>感心する部分と著者の誠意が感じられる内容に心動かされ購入した。