石田さんの前著「天然日和」を読んで、彼女のファンになりました。日々を大切にし、物事にやさしい視線を持ち、すばらしい女性だな、と思いました。それから、メディアなどで彼女が出るたびに注目するようになり、彼女の「美」の素がここにあるのだろう!と思い、迷うことなく、この本を購入しました。みなさんが高い評価をしている中、こういうことを言うのは少し気がひけるのですが、私は少々がっかりしました。彼女のファンだからこそ、真似したい、ああいう風になりたい、という風に思って購入したのに、本自体も薄いし、私が知りたい、と思うような内容(彼女の美に関して)はあまり触れられていなかったように思います。カラー写真が時々入っていて、彼女の読んでいる本、聞いているCDクローゼットの中、などもありましたが、本も大きくないし、写真の数も多くなく、そこがとても残念。ムック版のような形で、たくさんの写真と彼女の文章が読めたらな、と思いました。
テレビで石田ゆり子さんを観て、なんて透明感と清潔感のある女性なんだろうと思い、彼女のファンになりました。この本はそんな石田さんの凛とした美しさの秘密を垣間見せてくれる本です。普段何気ない生活も、彼女の視点から見ると、ひとつひとつがとても大切な意味を持っていることに気づきます。特に印象に残ったのは、彼女が自身の食生活を語るところです。「人間の体は食べたものでしかつくられません」普段何気なく食べていた食事も、これが自分の体を形成するんだ~という気持ちが沸いてきて、目からウロコでした。本書を読むと、彼女が自分自身に真剣に向き合っている姿が見えて、彼女の「潔さ」や「個性」がどこからくるのかなんとなく分かった気がしました。ファンならずとも、彼女のもつ不思議な魅力を知りたい方には一読の価値アリ!です。
会社帰りに電車の中で読み始めましたが面白くて一気に読めました。読み終わったあとは優しい気持ちになれます。本当はみんな心の中では分かってる事、そういう風に出来たらいいなという事が書かれていますが、そういう事って分かっていても実践するのを面倒くさいと思ったり心に閉じ込めたままにして表に出すことをしなかったりしていると思います。彼女は常に「自分と向き合う」姿勢でいるのでそういう事おざなりにしないのでしょう。きっとその気になれば誰でもできる事、だからした方が良いって言われてる気がしました。彼女のような素敵な女性が書いてるから素直にそう感じたのかもしれません。