ヤクザさんは交渉上手というなんとなくの共通認識があるのでしょ<BR>うか購入してるのは、サラリーマンやビジネスマン、いわゆるスーツ<BR>の方が多いようで、ヤクザさんの交渉術を学びたい、または日頃のス<BR>トレスを華麗なヤクザさんのテクニックを読むことで解消したいと思<BR>って手にとられるのではと思います。<P>そんな訳で本屋さんでも拡販重点商品として平積みしてあるようですね。<P> しかーしヤクザさんの交渉術をそのままビジネスに応用できるはず<BR>なく、業界の方にはいいんでしょうが、任侠列伝は余計にストレスが<BR>貯まりました(笑)<P> 交渉はテクニックより腹の据わり具合。度量の大きさとスジの通し<BR>方なんでしょう。この部分は大事。<P> そんなわけで交渉術を学ぼうと思えば星3.5です!。<P>ただし読み物としては十分楽しめますから新幹線の中で新大阪から<BR>博多にちょうどいい感じですよ。
ヤクザの交渉は暴力という最終手段があるから、ビジネスの交渉とは根本的に違うと思っていたが、その認識を改めた。交渉で重要な「筋を通す」ということがどういうことなのか、圧倒的に不利な状況下で交渉を進めていく方法について、結構参考になる。交渉の上手い上司・先輩と重ね合わせながら読んでいる。
交渉だけでなく、筋を通すということは大切なこと。<BR>やくざの凄さはどんな時でも筋を通してしまうこと。たとえ自分に非があろうとも・・・。<BR>ビジネスの世界で、ここまでいつも強引に筋を通していたら成り立たないと思うが、<BR>時にはどうしても自分の意見を通さなければいけない時もある。<BR>そうしたぎりぎりの交渉では本書も役に立つ場面がでてこよう。<P>しかし、交渉術に焦点を絞るのであれば最終章は余計だった。<BR>交渉術だけではなく、任侠列伝も兼ねている印象が強くなってしまうのはそのためだろう。。