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| すべてがFになる
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森 博嗣
浅田 寅ヲ
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ミステリ作家、森博嗣のデビュー作を漫画化した作品。<P>原作の理系テイストな論理をちりばめたり、バーチャルリアリティの世界を見事にイラストで表現されていて、「あの場面はこうだったのか」と頷きつつ読むのも楽しい。各人物を魅力的なイメージそのままに、作者の持つ個性的な絵柄とセンスが冴える。ダイナミックな構図で展開されるストーリーは、ちゃんと原作に忠実に描かれていると思われるので、人物の心理描写など、大胆さのなかに潜む繊細さみたいなものが、発見できるとよりこの漫画をより楽しむ事が出来ると思います。<P>ラスト付近では、いないはずの喜多先生もこっそり登場します…?
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