役所の資料ではわからない様々な情報が満載の一冊。保育園児を持つ親にとってはなくなてはならない一冊のように思えます。私は併せて、「世にもフシギな保育園」(安堂夏代)を読みましたが、切り口の違う本なので、交互に読むと疲れずに読めます。
仕事がフルになり、娘を幼稚園から保育園に変えようかと迷っているときに読みました。切羽詰まっている状況ではありましたが、「幼稚園派!」の友人知人が多く、保育園についてあまり知識もなく、また「保育園は預かるだけで、子供がかわいそう」という声をよく耳にしていたので、迷っていました。しかし、この本は、いろんな角度から保育園の保育を説明していて、今までの不安はあまり根拠のないモノだったと思い直しました。また、保育園保育の良さに関する記述も納得がいきました。実際に事前の保育園見学は欠かせませんが、保育園に対する「偏見」はなくなったと思います。<BR> また行政上の手続き等の説明がとても親切で、わかりやすかったです。
はじめて保育園に子どもを預けるとき、いったい何を基準に選んだらよいのか、市役所の窓口では何を聞くべきなのか、とても悩みました。<P>そんな悩みが、この本1冊でほぼ解決しました。特に役立ったのは入園申請の書き方。保育を必要とする理由を力をこめて具体的に書くなんて、言われてみれば当たり前のことなのですが、いざ目の前にすると悩んでしまうものなのですよね。<P>あと会社との付き合い方。育休制度などは自分でも調べておかないと当然の権利を行使できないこともあるなんてショックですよね。日頃から気配りをしておくとか、突然のお休みを意識して普段から仕事するとか、けっこう目からウロコでした。