自分の話し方や行動が誤解されがちな私でしたが何となく原因が分かった気がしました。人の話を聞いてあげる事が大切だと感じました。飲み会の席が苦手な人にもお勧めの本です。
「対人音痴」、「間合い音痴」、「ケンカ音痴」…最近身のまわりに「増殖」しつつある「人間音痴」たち…。<BR> 彼らは建前と本音が使い分けられず、自分を見失ってしまっている。そして時に対人関係に悩み、或いは親密な対人接触を嫌い、或いは避ける。<P> この本を読めば、これは私のことかもしれない、と思い当たる人も少なくないのではないでしょう。私もその中の1人でした。<P> この本はそのような人間音痴に陥ってしまった人々を分析し、そして音痴の人が今後、人間関係が強く重視される日本型社会になかでどう生きて行くべきなのか、そのヒントを与えてくれます。この本を読み終われば、今までよりも冷静に自分を見つめられることができるようになっていることでしょう。<P> 精神科医として専門!!察を行っている一方、著者独特の切り口で、ユーモアあり、現代教育についての独自の意見ありという構成なので、いわゆる「心理学のお堅い」本ではなく、読みやすい1冊に仕上がってます。
価値観の中心に自分を置くのが「メランコ人間」で、他人を中心に置くのが「シゾフレ人間」です。<BR>多くの本が日本人の「シゾフレ人間」化を嘆き非難するだけですが、この本は今や少数派となってしまった「メランコ人間」の人々に、「シゾフレ人間」との付き合い方を説いてる点が画期的です。<P>精神分析医で、自他ともに認める「メランコ人間」であり、各方面で大活躍中の著者が述べる言葉だけに説得力があります。勉強法の本を超える名著かも。