神田さんとか石原さんの本と同じ内容かなぁ、というのが正直な印象。<P>上手くアレンジしているなと思いました。(悪い言い方だとパクリ)<P>「商材」を「自分」<BR>「顧客」を「就職先」と置き換えていろんなビジネス書を読んだことがある人には物足りないかもしれません。<P>むしろこの本を読んで<BR>「就職とは自分を商品化するということなのか?」<P>「いや、もっとなにか大切なものがあるかもしれない」<BR>と疑問を感じて欲しい。<P>そこからスタートする。<P>就職は人生のゴール地点ではない。
私は今就活中で先日書店で何気なくこの本を手に取りおもしろそうだったので購入し一気に読み終えました。自分には就職に対する決定的な何かをつかめていない状態なので、最初は何て独創的でおもしろい内容なのだ!と飛びついてしまったのですが、読者限定の特典という紙が同封されていまして、そのアドレスにアクセスしてみると、筆者の会社のHPでした・・・なんか結局宣伝なのかな・・・とちょっと残念になりました。そしてさっきここのみなさんのレビューを見て、みんながみんな褒めているわけではなく結構辛口の意見も読み、”待てよ”と自分にセーブをきかせました。私自身思い込みですぐ人を信じてしまうところがあるのでもう一度考え直したいと思います。
複数の業種の人事担当が集まる懇親会があり出席したが、多くの人事部の方に話題になっているという本だと聞いたので買った。確かに「これが内定が取れるテクニック」だというのは面白いかもしれないが、これを信じる学生が非常にかわいそうだと思った。今どきこんな方法で内定が取れる会社は、多分人事担当がバカだし会社自体の品性を疑う。入社後に苦労すると思う。5年前ぐらいなら良かった方法ではないだろうか?と思ったら筆者の方も6、7年前の就職活動者だった。感性が遅れている分、今の人には新鮮に映るのかもしれない。そういう意味で、筆者は天才なのかもしれない。何も分からない学生にこのようなことを言うだけで就職活動生からお金をじゃんじゃん取れるのだから。ビジネス的なプロであろう。私が面接官の場合、この本に書いてある「あるテクニック」を使う学生がいたら、すぐにでも叩き出して二度と会わない。それぐらい人事担当を馬鹿にしている内容だと思う。就職活動生は勇気付けられる本であろう。しかし人事担当としてはこれほどむかむかする本はない。ある意味、就職活動生がかわいそうだと思う。個人的には、学生には「そんな考え方をする人もいるのかー」という程度に読むことをお薦めしたい。そしてこんな人事担当をなめた小手先の技を使わずに本当に真剣に勝負してくれる学生を採用したい。