日々の生活の中で、よく考えたら要らないものをを買ってしまったり、他人の頼みごとを断れずやむを得ずに引き受けたという経験はないだろうか。<P>一体、どうして…。この本はそれに対する答えを心理学の立場から与えてくれる。取り上げられている事例は、日々の生活で普通に出会いそうな身近な事例ばかり。しかし、その内容は楽しく実践的でありながらも、社会心理学の研究に裏付けられたものであり、いわゆる「How To」を超えたものである。 読みはじめると止まらない、目からうろこの一冊。
著者がかつて様々な「影響力」に支配され望まざる行動をとってしまった過去というか、<BR>悔しさみたいなものも垣間見れて微笑ましいです。<BR>影響力、テーマごとに挙げられてる具体例も分かりやすく、初心者でも読みやすいでしょう。<BR>ページ数は相当なモノがありますが(笑)<BR>この影響力が自分に及ぼす力を見極めたい人も、利用して他者に影響を及ぼしたい人にも<BR>うってつけの良書だと思います。
私は、手放しで誉めることはほとんどないが、この本はすばらしいという言葉がふさわしい気がする。<BR>ただの文献を調べた心理学でないところがすごい。<BR>様々なところへ潜入し、調べている。<BR>少し古い本だが、今読んでも全く古さを感じさせないどころか、本質は繰り返されているのだと足元を良く見たい気持ちにさせる。<P>正直なところ、この本は使い方次第で悪にも善にもなる。<BR>それほど本質を突いている良書だといえるんじゃないだろうか。