戦略フレームワークのポータル本としてはOKだが、MBAというならやはり他の本でしっかり勉強すべきだろう。戦略などは所詮自分で考えなければならず、その繰り返しでしか身につかない。こういう本で、それを期待してはいけない。このほんで経営戦略業界での基本的な用語を知ることはできるが、そこで立ち止まらずに、参考文献の欄にある本を読んで、自分で考え、業務に活かすのが、コレの本を読んだ後のステップだろう。<P>蛇足だが、この本の著者は相葉宏二さんということだが、通常著者の名前が表紙に出るものだが、この本の表紙にはグロービスの名前しかない。どうしてなのか?
MBAの全体像、個々のセグメントに対する理解や要素をある程度<BR>知った上で経営戦略に更に知識を深めようとする場合には有効な<BR>1冊になるかもしれません。しかし、これ1冊だけではバランスが<BR>悪く、このシリーズ若しくは他の書籍と合わせて購読する必要が<BR>あると思います。<BR>内容は実例に沿って展開されており、理論に偏らず興味深く読み<P>進めることが出来ました。
世に経営書なるものは山ほど存在するが、短期間でその全体像をつかまえるには格好の本といえる。特に理論を具体的な実例で補強している点が、読者の理解度を高めるのに役立っている。