~TOCの理論はビジネスだけでなく、個人個人の人生設計にも当てはめる事はできないのだろうか?と考えてしまいました。構造ツリーの思考過程も最近日本で取り上げられている考え方ですよね?ザ・ゴールもそうですが、ベストセラー書というのは予言的な啓示を示唆している内容の故だと思います。いろいろなビジネス書を読みましたが、ゴールドラット博士の書物が自分は一番実務的に役にたっています。
ザ・ゴールの第4作。第2作・第3作は設定が少し理に走りすぎていると思いましたが、この第4作はザ・ゴールと同じくらい面白く一気に読めました。<P> 主人公は、社会人にプロジェクト管理を教える講師です。プロジェクト管理の世界は「過去40年の間・・目新しい事は何も起こっていない」のです。そこで偶然TCOを知りその考え方を応用しながら、現実のプロジェクト管理の課題を次々とクリアしていきます。ザ・ゴールが推理小説だとするとこれはスリルとサスペンスに富んだ冒険小説です。悪者(問題)をバッタバッタと切り倒す爽快感があります。<P> この本で描かれるプロジェクトは、新製品開発やビルの建設などです。マネージャレベルなら身につまされる話題が多いですし、学生でも充分理解出来る例!ばかりです。<P> 現実を考えると、PERT図を前提としていますので、それすら出来ていない私の会社では絶対に適用出来ません。そんな事は関係なく面白い小説でした。
プロジェクトをマネジメントしていく側、される側共に「試してみたい」と思わせる内容である。<BR>プロジェクトを行ったことのある人間なら(というか、組織で仕事をしたことのある人すべてが、<BR>「あ~分かる分かる!」と思うエッセンが詰め込まれており、<BR>「そんなに上手くはいかない」と思ってみても、作品の中の登場人物たちと同様に「試してみる価値はあるかも」と思わせる「面白さ」があります。<P>ぜひ、ご一読を!(会社でも周りの人に勧めています)